音楽と人、というイベント前に思うこと

  • 2014.04.18 Friday
  • 00:59


皆さまこんばんは、二月七日以来の久しぶりの更新です。
今日までの間、別にこれといって多忙な身だったワケでも監禁されていたワケでも愛人との逢瀬に勤しんでいたワケでもなく、ただ人並みの忙しさの中での生活を送っていただけなのだが、やはり今まで何度となく話してきたように、ツイッターで中途半端に言葉を発してしまっているぶん、ブログのほうまで意識が回らなくなってしまい、あれよあれよという間に時だけが過ぎてしまった、というのが正直なところだ。

しかしそれにしてもあまりに久しぶりで文章の書き方をすっかり忘れてしまいそうなほど間隔が空いてしまい、ワンタイことこのブログを二ヶ月も更新しなかったことなんて今まで無いのではないか?と思い調べてみたら、これがあった。
一年前のこの時期にも、二ヶ月近く更新されていない時があったのだ。
そう思うと、なるほど、これはきっと花粉症の仕業で集中力と思考能力が寸断されているせいなのだろうな、という浅はかな結論に無理やり落ち着けてみる。

かれこれブログを書き始めてから今年で十一年目になるけれども、このワンタイを始めた2003年当時はまだ世の中にツイッターはもちろん、SNSの先駆けとなったミクシィさえも無かった頃で、ブログというツールは自分の気持ちや活動の様子を伝えることの出来る唯一のツールであり、以前、今は無き『新風舎』という出版社から、ワンタイの『〜を語る』シリーズを書籍化しませんか?なんて話を持ち掛けられたほど、四年前のブログサーバ消失までの間はかなりの頻度で更新を重ねては毎日のように更新していたものだ。

でもダメね、書かないと書けなくなる。
読まないと読む力も無くなるように、読む力が無くなると書けなくなる。
人の話を聞く力が無いと話す力が無くなるのと同じ。
それは逆もまた然り。
字も書かなきゃ下手になるのと同じ。
それは曲も例に洩れず、曲が出来ないと嘆いている時は、曲を聴く力も無いし、そもそも作っていないから出来なくなる、あの感覚と同じ。
ワンフレーズでも何でも、とにかく作ってさえいればそのうち作る力が知らず知らずのうちに身に付いてくるものなんだよね。

ものすごく横暴なことを言えば、曲なんていくらでも出来る。
よく、その辺にある説明書とか、まぁ文字があればそれは何でもいいのだけど、それを歌詞代わりにしてギター弾いて勝手にメロディつけて歌ってみたりする遊びをするのだけど、そういうことをやっているとホントいくらでも曲は出来る。
ただ、それはあくまでも遊びであり、例えば他の誰かの曲を踏襲したようなものであったり、自らの既存の曲とかぶるような曲であったり、とてもオリジナルとしてクレジット出来るような曲ではないことが殆どなのだけど、そういう遊びから派生して生まれる曲も稀にあったりして、それが「まるい月」だったり「ミザルキカザル」だったり、やっぱりどんな形や方法であれ、そこに触れ続けて動きを止めないこと、というのが大事なんだよね。

去年、ミザルイワザルキカザルをテーマにして曲を書きたいな、と考えている頃、ちょうど車に乗って停車している際にハザードのカッカッカッカッ、という音をぼけーっと何となく聴いているうちに「ミザル、イワザル、キカザル、、、」と、リズムに合わせて口ずさんでいたら、歌詞も同時に一気に曲が出来てね。
まぁこれはあまりに簡単に出来てしまったので、ふざけすぎかな、とちょっと笑ってしまったけど、それもきっと、頭の中でこれを形にしたいと常に考えを巡らせていたからこそ、ハザードランプの音がきっかけになって曲をもたらしてくれたのだろうと思っている。

でもね、曲の話で最近思うのは、俺は曲を作りたいというよりも、歌を作りたい、という思いのほうが強いんだよね。
そちらのほうがより正しい言い方というか、ね。
楽器を演奏するのは楽しい。
だけどそれ以上に自分の想いを詩にして歌える人間で良かった、って、そう思うんだ。
ライブだってそう。いい演奏をして、上手い演奏を聴かせて、お客さんを気持ちよくさせたい。
それはもちろんそうなのだけど、それがリハーサル通りのお決まりの形としてでしか進んでいないモノだとしたら、それは自分にとってライブではなく、ただのコンサートに成り下がってしまう。
俺はコンサートがしたいんじゃないんだ。
ただただライブがしたい、それだけなんだよね。

時々、いや、これはしょっちゅうになるのかな。
素晴らしいな、と思う人のライブを観ている時もそうだし、観た後もそうだし、メンバーも含めた色々な人たちが自分の曲を聴いた時の反応やらを見たり感じたりした時、俺はつまらない歌を歌ってるのかな、とヘコむことがよくある。
でもね、以前ビートたけしが昔のバイク事故のことについて語っていた記事を読んでね、その頃たけしは映画を撮り始めてしばらく経っていた頃で、でも周りや世間から全然評価してもらえなくて、俺ダメなのかな、俺の感覚は鈍ってるのかな、って、自暴自棄になって酒飲んでバイク運転して事故ってあんな酷い事故になっちゃった、と書いてある記事を読んだ時、あのたけしが?あのたけしでもそんなことを思うのか、って、衝撃と安堵が同時にやってきた。

ビートたけしと自分が同じだなんてこれっぽっちも思っていないけれども、あぁ、みんな同じなのかな、って、周りから見てすごいと思っている人も一人の人間で、目に見えないところではそんな葛藤やコンプレックスを抱えているものなのかな、と考えたら一気に気が楽になった。

昔、若い頃に観て深く感動して影響を受けた『ニューシネマパラダイス』という映画の中で、ローマに旅立つトトにアルフレードが語った言葉でね、ノスタルジーに惑わされるな、自分のすることを愛せ、という名台詞があるのだけど、それは苦しい時や何かに迷った時に今も自分の胸の中に去来して、そっと背中を押してくれる。

アルフレードがトトに送ったそんな言葉のように、自分の曲もそんなふうに誰かの背中をそっとでいいから押してあげれることが出来たら、と願う。
俺は自分のために歌ってはいるけれど、それはその向こう側に伝えたい人がいるからなんだ。
お腹が空いた、だから何かを食べたい。
それでいい。それで充分だ。
でもね、自分一人だけのことならいくらでも粗末にもなる。
でもその時に目の前の誰かもお腹が空いているのなら何かを作ってやりたいし、一緒に食べたいと思う。
そして一緒に美味しい!と言いたいし、笑いたいと思う。

俺にとって音楽とは、歌とはそういうものなんだよね。

今日四月十八日は、記念すべき自身初企画の『音楽と人』と名付けたイベントが新宿OREBAKOで開催されます。
この記念すべき第一弾、音楽と人に出演してくれるSACHIOちゃん、ボクアコ、ノンアルコール、riry*monaちゃん、斉藤省悟、As'Frankのみんなが思い思いのパフォーマンスをして楽しんでくれることはもちろん、観に来てくれた人たちが心から楽しんでくれる、そんなイベントになることを祈っています。
いや、祈ってもしょうがない。祈るのではなく、そうなるように、主宰として全力を尽くしたいと思っています。

この数年、自分のライブの日に天気が悪いことなんて記憶に無いほど晴れ男な俺だけど、今日の予報はあいにくの天気のようだ。
もしかしたらお客さんの足元が悪い中会場へ向かわせてしまうかも分からないけど、そのぶんしっかりライブで返したいと思っているので、楽しみにしていてくださいね!

あとの想いは今日、ステージで言葉にして直接伝えたい!

相変わらず酔っ払い気味の中書いているので、乱文になっているとは思いますが、この気持ちだけは今日のイベント前に伝えたく、このワンタイを潔くアップしたいと思います。

それでは皆さま、本日新宿OREBAKOでお逢い出来たら嬉しいです。
素敵な夜になりますように、ワンダフル!

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